キリーモンスター（1989年生、母ライバハクリュウ）

Kilee Monster

1989.05.28

キリーモンスター（1989年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時9歳）と交配したライバハクリュウが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

4月25日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた2戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、6着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は原昌久騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

6月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

11月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小迫次男騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

5歳（1994年）

9月4日、約21か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた13戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。