ブランドチャーマー（1994年生、母ローズオブヴァージニア）

ブランドチャーマー（1994年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニシノエトランゼ（当時15歳）と交配したローズオブヴァージニアが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月29日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未出走（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーロラトウショウに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月29日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下のアベリア賞（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦1勝）。17頭立ての16番人気で大外17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり17着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。