イイデテッシン（2022年生、母イイデメモリー）

イイデテッシン（2022年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+鉄の心」。毛色は青鹿毛。種牡馬のグァンチャーレ（当時10歳）と交配したイイデメモリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。主な勝ち鞍は2025年の祝#9辻直人36歳年男の覚悟見せたれ記念(B7)。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

4月12日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

7月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月8日、中5週で迎えた5戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝#9辻直人36歳年男の覚悟見せたれ記念（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイユウボンバーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月6日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた7戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカドバンソコヂカラに8馬身の差をつけて勝利をモノにする