グロリオーゾ（2009年生、母テンダーブリーズ）

経歴

デビュー前

2歳のとき、カタオカステーブルから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、川島るみによって525万円で落札された。

2歳（2011年）

7月21日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

10月26日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のクレージーデイジーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月5日、中5週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリアライズエーワンに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月13日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、遅いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグランディオーソをクビ差振り切って圧倒的人気に応えた。

3歳（2012年）

1月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト寒椿特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったマンボマンボにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

6月14日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月25日、中5週で迎えた8戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、ギデオンに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月5日、中3週で迎えた10戦目は、初秋特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた11戦目は、秋風スプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

10月17日、中2週で迎えた12戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、流鏑馬特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ヤマニンオルタシアにクビ差交わされて2着となった。

10月31日、中1週で迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月7日、中4週で迎えた14戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、船橋ファイナル2012（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4歳（2013年）

1月10日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のビービーバロンをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

2月8日、中3週で迎えた16戦目は、風来特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた17戦目は、WOWOWレディ・ジョーカー杯（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

9月26日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた18戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルデフィに7馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。

12月6日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた19戦目は、船橋ファイナル2013（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

5歳（2014年）

9月2日、約9か月の休み明けで迎えた20戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた22戦目は、雪ノ下特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のトーセンキャロルに1馬身半の差をつけて制した。

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、深秋特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた24戦目は、冬萌特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で江川伸幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6歳（2015年）

1月2日、中2週で迎えた25戦目は、12th ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江川伸幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月7日、約9か月半の休み明けで迎えた26戦目は、草野仁さんご来場ありがとう記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江川伸幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。