マリフブキ（1983年生、母シンカグラ）

マリフブキ（1983年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアラナス（当時18歳）と交配したシンカグラが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回、中央障害12戦1勝2着1回。1988年の阪神障害ステークス（春）(ハンデ重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

5月31日、デビュー戦は牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。鞍上は小谷祐司騎手。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月15日、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小谷祐司騎手。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月12日、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小谷祐司騎手。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月2日、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小谷祐司騎手。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月16日、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は今岡正騎手。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったスナークファバーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月30日、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今岡正騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月20日、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今岡正騎手。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月27日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷祐司騎手。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったコルティーボルカにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月19日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は作田誠二騎手。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4歳（1987年）

7月4日、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は今岡正騎手。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月25日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今岡正騎手。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月8日、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今岡正騎手。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月22日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今岡正騎手。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月5日、4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今岡正騎手。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月24日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で今岡正騎手。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で今岡正騎手。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で今岡正騎手。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月13日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で今岡正騎手。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月26日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で今岡正騎手。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリープハーバコブラに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（1988年）

1月9日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は11戦連続で今岡正騎手。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月31日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で今岡正騎手。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月20日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は大森勇一騎手。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテルノライデンから2馬身差の2着となった。

3月12日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 曇/不良）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大森勇一騎手。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月2日、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大森勇一騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大森勇一騎手。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月14日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷祐司騎手。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。