キリシマタウン（2019年生、母チェリースマイル）

キリシマタウン（2019年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+街。郷里霧島はおしゃれな街」。毛色は栗毛。種牡馬のトゥザワールド（当時8歳）と交配したチェリースマイルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田原橋本牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月11日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

12月5日、中7週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

12月25日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林脩斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、伸びてきたサンマルクレイジー決め手に屈してクビ差の2着となった。

3歳（2022年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林脩斗騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月13日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

4月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

6月12日、中9週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小林脩斗騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったエバニスタに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月3日、中2週で迎えた11戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のメルシーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で角田大和騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、クローリスノキセキに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

4歳（2023年）

1月22日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた17戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水沼元輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4月8日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水沼元輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた20戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月7日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6月17日、中5週で迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林美駒騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月27日、中9週で迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林美駒騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林美駒騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた25戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石田拓郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石田拓郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた28戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5歳（2024年）

1月13日、中4週で迎えた29戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

4月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は水沼元輝騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。