ロイヤルカスタマー（2022年生、母ステラレガーロ）

ロイヤルカスタマー（2022年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「継続的に購入、利用してくれる最上位の顧客」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時17歳）と交配したステラレガーロが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はポパイステーブル。主な勝ち鞍は2025年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ(一般C2 29)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ポパイステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月17日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

3歳（2025年）

1月18日、中4週で迎えた4戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月1日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、上里直汰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月9日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた8戦目は、長谷川蓮騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダンツファントムに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、一般C2 17（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、一般C2 18（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川蓮騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2 16（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川蓮騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウエイセレッソに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2 14（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川蓮騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴームズに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。