ユウコースズラン（1997年生、母ユウコールピナス）

Yuko Suzuran

1997.03.29

ユウコースズラン（1997年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のメジロパーマー（当時10歳）と交配したユウコールピナスが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高田 利雄。戦績は、地方16戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

吉田馨厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1999年）

10月6日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は400kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月19日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のリンドカシュガルに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月27日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

3歳（2000年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月30日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウノテイオーからクビ差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた6戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月17日、中4週で迎えた7戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

9月5日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた9戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月8日、中3週で迎えた10戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったワールドトゥデイに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月26日、中4週で迎えた12戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2001年）

1月23日、中3週で迎えた13戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ブルーアドボーイに交わされて1馬身差の2着となった。

3月23日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2五ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。