スマートメイプル（2020年生、母アイラブリリ）

Smart Maple

2020.02.19

スマートメイプル（2020年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+楓」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時9歳）と交配したアイラブリリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は飛野牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月24日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3歳（2023年）

1月7日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

1月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

4月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のマテンロウアネモスを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた11戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって14着に敗れた。

1月28日、連闘で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

5月5日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

6月30日、中7週で迎えた14戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

9月7日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

2024年9月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。