タッカールーラー（2005年生、母ユキグロリアス）

タッカールーラー（2005年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時18歳）と交配したユキグロリアスが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田寛治。戦績は、地方4戦2勝2着1回。2007年の園田プリンセスカップ(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武田寛治から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、立川繁幸によって210万円で落札された。

住吉朝男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

7月24日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は407kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴァジュラに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月26日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロコミラクルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

10月24日、中3週で迎えた3戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のプリンスリートロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったアルアルアルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月20日、中3週で迎えた4戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は川原正一騎手（2戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。