ブリックワーク（2021年生、母オーヴィレール）

Brickwork

2021.03.10

ブリックワーク（2021年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「レンガ造り」。毛色は芦毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時7歳）と交配したオーヴィレールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。17頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 小雨/重）に出走。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサロニコスにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたケイケイ決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

5月11日、中8週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を持続できず、6着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた5戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、フレミングフープに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のラガークインをハナ差振り切って初白星を挙げた。

9月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西塚洸二騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったレディントンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

10月14日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で西塚洸二騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。