ベンダバール（2021年生、母ラヴアズギフト）

Vendaval

2021.04.24

ベンダバール（2021年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「疾風(西)。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時8歳）と交配したラヴアズギフトが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月28日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3月2日、中4週で迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミルトコルサに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

6月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

9月22日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月7日、中6週で迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、馬籠宿特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったウエスタンシーズンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。