ニホンピロアリエル（2003年生、母ツジノダイアナ）

ニホンピロアリエル（2003年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋天王星の衛星名」。毛色は栗毛。種牡馬のエアジハード（当時8歳）と交配したツジノダイアナが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小林百太郎によって157.5万円で落札された。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

10月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3歳（2006年）

4月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。