シゲルハマオリサイ（2012年生、母イサミステルス）

シゲルハマオリサイ（2012年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋祭名『浜降古式祭（神奈川）』より」。毛色は栗毛。種牡馬のバゴ（当時11歳）と交配したイサミステルスが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年のはやぶさ賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって315万円で落札された。

鈴木義久厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2015年）

6月12日、デビュー戦は郷間勇太騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ホワイトゴージャスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピュアリップに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

11月17日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦のはやぶさ賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトミケンアユートに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月16日、中3週で迎えた6戦目は、ラピッド賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエステバンに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2016年）

1月1日、中1週で迎えた7戦目は、エクスプレス賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトチノマリリンに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月20日、中6週で迎えた8戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた9戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。