ドバイシチー（2003年生、母バレンタインシチー）

ドバイシチー（2003年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ドバイワールドカップ＋冠名。父の功績を目指して」。毛色は鹿毛。種牡馬のキョウトシチー（当時12歳）と交配したバレンタインシチーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は井本文雄。戦績は、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,000万円（2万×500口）で一口馬主が募集された。

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2006年）

7月6日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は467kg。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエイシンファインにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

9月15日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイケヘイローを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月6日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るティティブリザードを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2007年）

4月1日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月29日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。