シルクライオット（1996年生、母ビトウィーンザヘッジズ）

シルクライオット（1996年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時22歳）と交配したビトウィーンザヘッジズが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のレ・コードの湯特別(一般B2-4)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

7月10日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1700m 小雨/良）に出走。馬体重は536kg。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月7日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4歳（2000年）

11月14日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D4（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウヨウシアターから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

4月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた4戦目は、一般D2-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイワリーベルから1馬身半差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキスインザスターに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月6日、中3週で迎えた6戦目は、一般D1-5（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキスインザスターに2馬身半の差をつけて優勝

9月19日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2-5（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のローズブランケットに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月9日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウウィナーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、レ・コードの湯特別（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウムーヴに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6歳（2002年）

8月13日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた10戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、名寄ゆきわらべ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。