ワンダースター（1995年生、母ボールドホープ）

ワンダースター（1995年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターサンシャイン（当時9歳）と交配したボールドホープが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木貴宏。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦3勝2着2回。1997年の栄冠賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

5月14日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤブサグリンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月26日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイエデンに2馬身半の差をつけて優勝

7月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のポリスクンに半馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月14日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロンガーワンダーから半馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦3勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月10日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の芙蓉特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクセレントからクビ差の2着に甘んじた。

10月28日、中2週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1998年）

10月18日、約12か月の休養明けで迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4歳（1999年）

6月23日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた13戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C1（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。