シンエイファースト（1989年生、母シリネラヒメ）

Shinei First

1989.03.30

シンエイファースト（1989年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテユデナム（当時19歳）と交配したシリネラヒメが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は聖心台牧場（有）。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月2日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入った。

2月23日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトウカイテイムスを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

5月2日、中6週で迎えた4戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の端午賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（3戦0勝）。17頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた8戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。