シンギャロップ（1989年生、母シンフェイム）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

10月5日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

10月12日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったスエヒロザクラに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（1992年）

8月9日、約7か月半の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で溝橋秀吉騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイビーレベッカを豪脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。