ジョウショーツリー（2002年生、母サクラコトミ）

ジョウショーツリー（2002年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋木」。毛色は芦毛。種牡馬のミシル（当時14歳）と交配したサクラコトミが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡光男。戦績は、中央平地4戦1勝、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳500万下(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オートファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月3日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウヨウからハナ差の2着となった。

5月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノコレノコレリックに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月8日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラキングレディに4馬身の差をつけて制した。

7月29日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、2歳オープンのホワイトマズル賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3歳（2005年）

1月27日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイソールカラーに1馬身1/4の差をつけて制した。

3月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のデイリースポーツ社賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月15日、中4週で迎えた11戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。