ピースフルナイト（2020年生、母フロレンティナ）

ピースフルナイト（2020年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「平和な夜」。毛色は鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時7歳）と交配したフロレンティナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社ビクトリーホースランチ。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月3日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は396kg。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

3歳（2023年）

1月22日、中4週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、伸びてきたカミーロ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月30日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、最後はデイトナモードと並んで4着同着となった。

5月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のゴコウサスを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月6日、中8週で迎えた8戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月27日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの勝馬投票100周年記念（札幌芝1200m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

10月22日、中7週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2024年）

1月21日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの八幡特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4月20日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの浄土平特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

6月30日、中9週で迎えた13戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた14戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月7日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

5歳（2025年）

2月1日、約5か月の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島まなみ騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

3月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

3月23日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

4月13日、中2週で迎えた20戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったソルレースに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月13日、中6週で迎えた24戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた25戦目は、A.A.バデル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のフォティックをハナ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

8月16日、中2週で迎えた26戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの知多特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月26日、中9週で迎えた27戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの壬生特別（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月29日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。