エバーハンティング（2019年生、母エバーブロッサム）

Ever Hunting

2019.02.09

エバーハンティング（2019年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+狩り」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時13歳）と交配したエバーブロッサムが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月23日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は410kg。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のデュアルレインボーをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

3月27日、中8週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスのミモザ賞（中山芝2000m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

9月10日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G3の紫苑ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月28日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

4歳（2023年）

1月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月19日、中7週で迎えた7戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた8戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの燧ヶ岳特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月23日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた10戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのルスツ特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

12月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの高山特別（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

5歳（2024年）

7月7日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの織姫賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月15日、中9週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。17頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオルノアを半馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。