タツチカラ（1984年生、母キンノカオリ）

1984.03.03

タツチカラ（1984年3月3日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタカラトウザイ（当時7歳）と交配したキンノカオリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中村 喜久造。戦績は、地方11戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年のアラ系4歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

藤木一男厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（1987年）

4月7日、デビュー戦は山中利夫騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（金沢ダート900m 小雨/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトモスタカラに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエイランローゼに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳以上C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエムラインをアタマ差制して負け無しの3連勝を決めた。

6月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上C2（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカライメージからハナ差の2着に甘んじた。

6月16日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上C2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターローレンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月12日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上C1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノエミリアから2馬身差の2着に敗北した。

4歳（1988年）

4月17日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、アラ系4歳以上C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノオーに半馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

5月16日、中3週で迎えた8戦目は、田邉廣文騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C2-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイワミトウザイから1馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田邉廣文騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキエグレージヤからクビ差の2着に甘んじた。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田邉廣文騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタツタカラに4馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上C1-1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミズホレコードに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。