タイキクラリス（2006年生、母フランクアーギュメント）

タイキクラリス（2006年3月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時15歳）と交配したフランクアーギュメントが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、RRAによって2,310万円で落札された。

大樹レーシングクラブにて総額3,200万円（8万×400口）で一口馬主が募集された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

4月25日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

7月5日、中9週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

8月30日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。