ミレニアムメビウス（1998年生、母サクラエンドレス）

ミレニアムメビウス（1998年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時8歳）と交配したサクラエンドレスが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の4歳。

経歴

デビュー前

津金沢正男厩舎（浦和）へ入厩。

4歳（2002年）

1月15日、デビュー戦は平山真希騎手を鞍上に据えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は527kg。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月4日、中2週で迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のローレンサウンドを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月3日、中7週で迎えた3戦目は、一般C3六ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた4戦目は、一般C3五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた5戦目は、一般C3五イ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた6戦目は、工藤伸輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3七ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3五ウ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3十（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3九イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3六イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平山真希騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。