ハタノカーリッジ（2011年生、母ハローソーソー）

ハタノカーリッジ（2011年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇気」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時16歳）と交配したハローソーソーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グッドラック・ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月12日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

12月15日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

3歳（2014年）

2月2日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

2月15日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシゲルコウズケを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月5日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松翔太騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた9戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は村松翔太騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた13戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた14戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は村松翔太騎手（8戦1勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は村松翔太騎手（9戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（11戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4歳（2015年）

1月2日、中3週で迎えた23戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第35戦（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（14戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（15戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、トーホクオペラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月1日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

3月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。