ダッチェス（2015年生、母ツクバオトメ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂元芳春から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、FAVOURSTARLIMITEDによって129.6万円で落札された。

2歳（2017年）

7月16日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

9月3日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月3日、中8週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水口優也騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水口優也騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（2018年）

1月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で水口優也騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で水口優也騎手（7戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた9戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったアフロディテバイオに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のダッシュトマホークに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、チョコレートパフェに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったアーツレイジングに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月2日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダッシュトマホークに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた19戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマーレグリーンに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のオウケンキングに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月31日、中2週で迎えた22戦目は、年末特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4歳（2019年）

1月11日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた24戦目は、かまくら賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた25戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、リープジーンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月8日、中1週で迎えた26戦目は、ランチタイムは笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ファルコンレイナにクビ差交わされて2着となった。

3月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバックファイヤーに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月5日、中1週で迎えた28戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、笠松町商工会特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。