ラズベリーハーツ（2005年生、母ターフグラッド）

ラズベリーハーツ（2005年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ラズベリー＋心」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマリエンバード（当時8歳）と交配したターフグラッドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方12戦0勝。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月4日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したステラフィッサに半馬身届かず2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4月19日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に敗れた。

5月24日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中博康騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

7月27日、中8週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

10月5日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、深谷特選黒毛和牛賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2五（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4歳（2009年）

1月15日、中2週で迎えた17戦目は、中山道鴻巣宿賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた18戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。

2月4日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。