デルマヘリオス（2003年生、母ラブロルフ）

デルマヘリオス（2003年4月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋太陽観測望遠鏡のヘリオスコープより」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時15歳）と交配したラブロルフが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方36戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の結芽ちゃん三歳誕生日記念(一般C21)。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月4日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は400kg。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の中島公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

6月24日、中4週で迎えた6戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた7戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月1日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた10戦目は、和田高明騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビューティジュンに交わされて2馬身差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の正樹・利江結婚7周年記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田高明騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田高明騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

11月6日、中0週で迎えた13戦目は、一般C28（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田高明騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、岐南町徳田ねぎ賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた15戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C28（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた17戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月28日、中0週で迎えた18戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4歳（2007年）

1月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は和田高明騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた20戦目は、笠松SC写真展1周年記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田高明騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月12日、中6週で迎えた21戦目は、一般C27（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた22戦目は、一般C30（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた23戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた24戦目は、めざせ一笑賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた25戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた29戦目は、一般C25（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた30戦目は、リナ三十路記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメイリーロルフェイをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

7月19日、中2週で迎えた31戦目は、巌立峡特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた32戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、やっさんありがとう・岩尾記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた33戦目は、結芽ちゃん三歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（15戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキヨカツテンシを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

8月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（16戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた35戦目は、祝!山口竜一2500勝記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた36戦目は、稟治郎1歳誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（18戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メモリーラグランに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた37戦目は、アクア・トトぎふ杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（19戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた38戦目は、多度大社神馬会錦山号賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（20戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた39戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（21戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた40戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で筒井勇介騎手（22戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた41戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で筒井勇介騎手（23戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた42戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で筒井勇介騎手（24戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。