ゴールデンバッド（2017年生、母レディシャングリラ）

ゴールデンバッド（2017年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「金色＋悪、不良」。毛色は芦毛。種牡馬のダイワメジャー（当時16歳）と交配したレディシャングリラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。主な勝ち鞍は2019年のペガサス特別。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月18日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

10月27日、中9週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2019年10月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月29日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のペガサス特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のデイトナビームに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2020年）

8月9日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた4戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

8月24日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた5戦目は、3歳C1一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2021年）

1月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた6戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、松村香織生誕記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。