リリカルモメント（1997年生、母カーリーエンジェル）

Lyrical Moment

1997.04.25

リリカルモメント（1997年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時10歳）と交配したカーリーエンジェルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

11月4日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

11月12日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

4歳（2001年）

6月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の仁山特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

6月24日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

10月14日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の水上特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。