ピュアオパール（2008年生、母ピュアブラウン）
Pure Opal
2008.04.26
ピュアオパール（2008年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋宝石名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のロックオブジブラルタル（当時9歳）と交配したピュアブラウンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地15戦2勝、地方2戦0勝2着1回。2011年の関東オークス(牝Jpn2)で2着に入った他、2010年のカンナステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 17戦2勝 [2-1-0-14/17]
- 総賞金国内
- 3,924万円
- 生年月日
- 2008年4月26日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 青鹿毛
- 厩舎
- 戸田博文美浦
- 馬主
- （有）ユートピア牧場
- 生産者
- ユートピア牧場
- 抹消情報
- 中央：2013年2月27日抹消
地方：2011年10月6日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のピュアブラウンは中央2勝（東京芝[1600m],福島芝[1200m]）。祖母のOn the Hookは海外4戦0勝。曾祖母のVictorious Girlは海外3戦1勝。父のロックオブジブラルタルは海外G1・7勝（英国芝[4勝],仏国芝[2勝],愛国芝）。
産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Northern Dancer | 4*4×6 | 14.06% |
| 牡 | Nearctic | 5*5×6*7 | 8.59% |
| 牡 | Tudor Minstrel | 5×7 | 3.9% |
| 牡 | Bold Ruler | 5×7 | 3.9% |
| 牡 | Nearco | 6*6*7×7*7 | 5.46% |
| 牡 | Native Dancer | 6*6*6×6*7*7 | 7.81% |
| 牡 | Nasrullah | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Princequillo | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Olympia | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Fair Trial | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | War Admiral | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Hyperion | 7*7*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Raise a Native | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Chamossaire | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Natalma | 5*5*5×7 | 10.15% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- デインヒル系
- ファミリーナンバー
- 7-f
レース成績
経歴
デビュー前
戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2010年）
7月31日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアタッキングゾーンに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
9月18日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルタカシクレノンに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。
12月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい15着に敗れた。
3歳（2011年）
1月10日、中3週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフェアリーステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。
1月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。
3月19日、中6週で迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のファルコンステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。
5月1日、中5週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
6月15日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、カラフルデイズにクビ差交わされて2着に惜敗した。
7月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。
9月10日、中7週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンの紫苑ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
10月8日、中3週で迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、ペルセウスステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのブラジルカップ（東京ダート2100m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。
4歳（2012年）
8月26日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。
9月8日、中1週で迎えた14戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の木更津特別（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。
10月20日、中5週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。
11月18日、中3週で迎えた16戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。