マキノロバリー（1995年生、母ビクトリーアピール）

マキノロバリー（1995年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時8歳）と交配したビクトリーアピールが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川新一。戦績は、地方32戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のアルテミス特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

小池滋厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

7月7日、デビュー戦は市村誠騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリバージョーに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中8週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で市村誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードラッシュから3/4馬身差の2着となった。

12月12日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のピラカンサス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で市村誠騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

12月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の山茶花特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で市村誠騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1998年）

2月3日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で市村誠騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したランサーボーイを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月27日、中6週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で市村誠騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で市村誠騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で市村誠騎手（10戦1勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で市村誠騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で市村誠騎手（12戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4歳（1999年）

1月1日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた14戦目は、一般C1六七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で市村誠騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1五六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で市村誠騎手（14戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

2月8日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で市村誠騎手（15戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で市村誠騎手（16戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のエンゼルシャークに1馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

3月24日、中3週で迎えた18戦目は、弥生特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で市村誠騎手（17戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったヘイセイライアンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、中2週で迎えた19戦目は、かんむり座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で市村誠騎手（18戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた20戦目は、こじし座特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で市村誠騎手（19戦2勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月31日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で市村誠騎手（20戦2勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で市村誠騎手（21戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた23戦目は、彦星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で市村誠騎手（22戦2勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた24戦目は、アルテミス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で市村誠騎手（23戦2勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイシンフォニーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月23日、中3週で迎えた25戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で市村誠騎手（24戦3勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の一般B3一（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で市村誠騎手（25戦3勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた27戦目は、マーキュリー賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は27戦連続で市村誠騎手（26戦3勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月8日、中1週で迎えた28戦目は、プロキオン賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は28戦連続で市村誠騎手（27戦3勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた29戦目は、コメット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で市村誠騎手（28戦3勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた30戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は30戦連続で市村誠騎手（29戦3勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた31戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は31戦連続で市村誠騎手（30戦3勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

12月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で市村誠騎手（31戦3勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。