メイショウブソン（2007年生、母オオシマジョリー）

メイショウブソン（2007年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋俳人蕪村より」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウオウドウ（当時12歳）と交配したオオシマジョリーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

10月31日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

12月13日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3歳（2010年）

1月31日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

3月21日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋亮騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋亮騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋亮騎手（5戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋亮騎手（6戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で高橋亮騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月21日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋亮騎手（8戦0勝）。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月5日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋亮騎手（9戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

10月23日、中6週で迎えた11戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着を確保した。

11月20日、中3週で迎えた12戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2011年）

1月10日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコンゴウに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月12日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3760m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月10日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月30日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマモユニヴァースから半馬身差の2着となった。

11月27日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブチカマシから3/4馬身差の2着に敗北した。