ワンダープグナール（2004年生、母ワンダーエステート）

ワンダープグナール（2004年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋闘う（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオース（当時8歳）と交配したワンダーエステートが21歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は能登浩。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C19。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月4日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

12月10日、中4週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず16着に終わった。

3歳（2007年）

1月10日、中3週で迎えた3戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月28日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では伸びを欠き17着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた5戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた6戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

8月8日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦のサンシャインフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた8戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月13日、中8週で迎えた9戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C31（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネトシグラシアスに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2008年）

3月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C30（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフミモエースに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムスナイパーに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、海水浴特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーリンドから3/4馬身差の2着となった。

8月26日、中4週で迎えた13戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。