オウケンクイーン（2012年生、母カドルーパ）

Oken Queen

2012.04.05

オウケンクイーン（2012年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女王」。毛色は栗毛。種牡馬のキングズベスト（当時15歳）と交配したカドルーパが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、シンボリ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、福井明によって2,100万円で落札された。3歳のとき、辻牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、中神牧場によって108万円で落札された。

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月21日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3歳（2015年）

3月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

7月12日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。