チムニートップス（2022年生、母Speedinthruthecity）

Chimney Tops

2022.01.28

チムニートップス（2022年1月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「煙突の上」。毛色は栗毛。種牡馬のTapit（当時21歳）と交配したSpeedinthruthecityが2023歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月3日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月29日、中7週で迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、伸びてきたダノンフェルゼン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月10日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメイケイレインを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2025年）

1月11日、中8週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの黒竹賞（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月25日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月19日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村誠之助騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

9月14日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村誠之助騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

10月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村誠之助騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。