ボンバルドマン（2008年生、母ヒゼンウタヒメ）

ボンバルドマン（2008年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「爆撃（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したヒゼンウタヒメが16歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はメイプルファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方31戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月12日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

11月9日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

12月12日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

12月23日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3歳（2011年）

1月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

1月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウォーキングに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月8日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の花音カップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた16戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のスプリングエルボに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

6月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

7月14日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月18日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の智子誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（14戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

9月22日、連闘で迎えた24戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた25戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた26戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（16戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた27戦目は、一般C34（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（17戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（18戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた29戦目は、一般C32（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（19戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（20戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C35（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（21戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

4歳（2012年）

1月1日、連闘で迎えた32戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、祝!戸部尚実騎手2000勝達成（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた33戦目は、一般C37（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（22戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。