グレアキャスケード（2000年生、母ヤマフディノス）

グレアキャスケード（2000年5月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「閃光の滝（冠名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時20歳）と交配したヤマフディノスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地23戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月11日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は528kg。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた2戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は河北通騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で河北通騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月10日、中1週で迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のスーパーモアに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は河北通騎手（7戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた13戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4歳（2004年）

4月17日、約8か月半の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。17頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は河北通騎手（8戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（9戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（10戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（11戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

8月21日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、3歳以上500万下の豊前特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河北通騎手（12戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手（13戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で河北通騎手（14戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

5歳（2005年）

3月26日、約6か月半の休み明けで迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で河北通騎手（15戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。