ミッシェルウインド（1995年生、母アンティーブ）

Mitchell Wind

1995.05.09

ミッシェルウインド（1995年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時7歳）と交配したアンティーブが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）石川牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月30日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3歳（1998年）

2月7日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

5月30日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた4戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

6月27日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、レインボータイガーに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったトーワオーシャンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（6戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスターゴシップを鮮やかな末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の洛南特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。