フセノオー（2017年生、母メイキングザヘヴン）

Fuseno O

2017.05.18

フセノオー（2017年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時13歳）と交配したメイキングザヘヴンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2019年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって486万円で落札された。

盛本信春厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2019年）

6月19日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のメイプルシャインをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月19日、中9週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3歳（2020年）

2月14日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のDASH福山駅前・柳津特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた8戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1870m 曇/不良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のかりん賞（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサラベティに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2020年7月29日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。