ホウヨウハピネス（1987年生、母ホウヨウミクニ）

ホウヨウハピネス（1987年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のナグルスキー（当時6歳）と交配したホウヨウミクニが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の山桜特別。

経歴

デビュー前

二本柳俊夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月4日、デビュー戦は古川寛和騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1200m 小雨/不良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったハグミートウショウに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

3月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月14日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川寛和騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月18日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川寛和騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

4歳（1991年）

1月29日、中9週で迎えた9戦目は、佐々木清明騎手を鞍上に迎えて、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた10戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木清明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた11戦目は、山桜特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木清明騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のランドスタオーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木清明騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木清明騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンライダーから1馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中4週で迎えた14戦目は、麦秋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木清明騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた15戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木清明騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2二三（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木清明騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノオーシヨウから1馬身差の2着となった。

8月18日、中3週で迎えた17戦目は、レインボー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木清明騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。