コールミーメイビー（2021年生、母カーリンホーク）

コールミーメイビー（2021年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「電話してくれるよね」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したカーリンホークが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2024年の東海クイーンカップ(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

6月28日、デビュー戦は福原杏騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のレーヴエスポワールに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中4週で迎えた2戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのスピネル特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた3戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの十勝軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳オープンのウィナーズチャレンジ5（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた7戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのゴールドウィング賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の頑張れちいの夢馬券（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた9戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマサミセラスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3歳（2024年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の七福神特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

1月20日、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの萌黄賞（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

2月10日、3歳1勝クラスのこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3月2日、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

3月12日、中0週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた14戦目は、3歳戦のハヤブサ特別（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のマーチドリーム戦（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月11日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの東海クイーンカップ（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。