メヌエットシチー（2005年生、母アミダラ）

メヌエットシチー（2005年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「３／４拍子の舞曲（独）＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時16歳）と交配したアミダラが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、出羽牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、出羽牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月21日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月22日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

3歳（2008年）

1月26日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

4月27日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

6月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

8月10日、中8週で迎えた7戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のボーダレスワールドに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

12月13日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に敗れた。

4歳（2009年）

3月14日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の桑名特別（中京芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

7月18日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり17着に終わった。

10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に敗れた。