ヤッタゾ（2005年生、母シンメイリボーン）

ヤッタゾ（2005年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「やったぞ」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時11歳）と交配したシンメイリボーンが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳B4。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月30日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

4月12日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

5月17日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

6月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノヒラリーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた5戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トップハーバーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブライティアパールに6馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月3日、中2週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジョイズマジカルに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカルマンテンボシにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。