エクセレンフレール（2010年生、母Tight Shoes）
Excellent Frere
2010.02.11
エクセレンフレール（2010年2月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「優秀な弟（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のLimehouse（当時9歳）と交配したTight Shoesが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、地方29戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の2歳未勝利。
経歴
デビュー前
中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2012年）
9月15日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったマルヴァーンヒルズに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
10月7日、中2週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のロードクロサイトを半馬身振り切って初勝利を挙げた。
3歳（2013年）
5月25日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。
8月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、フレンチトーストに交わされて1馬身1/4差の2着となった。
8月31日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
9月22日、中2週で迎えた6戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。
11月2日、中5週で迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。
4歳（2014年）
2月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。
4月20日、中8週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。
5月17日、中3週で迎えた10戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。
8月17日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島信二騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。
8月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。
12月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。
5歳（2015年）
2月14日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。
3月31日、中5週で迎えた15戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップ ジュノ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。
6月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、金沢犀川賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。
7月19日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は川島信二騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。
10月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。
12月8日、中7週で迎えた19戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、烈風スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6歳（2016年）
1月1日、中2週で迎えた20戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。
1月19日、中2週で迎えた21戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。
2月15日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。
3月10日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。
3月25日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
4月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中野省吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。
5月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。
8月8日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、千葉おもてなし賞（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。
9月6日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた28戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
9月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。
10月25日、中3週で迎えた30戦目は、足立ビューティフルウィンドウズ賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたクロノスバローズ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。
11月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は中野省吾騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。
12月6日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田昂騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。
12月29日、中2週で迎えた33戦目は、節季特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。
7歳（2017年）
1月11日、中1週で迎えた34戦目は、船橋にんじん、枝豆、なしカップ（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。
2月10日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のファンタスマゴリアに2馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。
2月21日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。
3月16日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。
4月11日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で張田昂騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
5月3日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田昂騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシャウトオブジョイをクビ差振り切って優勝
5月30日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田昂騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったアンジュディアブルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
6月20日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で張田昂騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したティアップセッターを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
7月4日、中1週で迎えた42戦目は、雷神賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で張田昂騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で張田昂騎手（14戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。
9月1日、中5週で迎えた44戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で張田昂騎手（15戦2勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。
9月25日、中2週で迎えた45戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、鉄道で楽しむ!ちばの旅賞（No.5）（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。