アマルナ（2020年生、母Minks Aprise）
Amarna
2020.03.02
アマルナ（2020年3月2日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「古代エジプト第18王朝の首都名より」。毛色は栗毛。種牡馬のAmerican Pharoah（当時8歳）と交配したMinks Apriseが9歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。
経歴
デビュー前
田中克典厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2023年）
4月23日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のボタニカルガーデンに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。
11月11日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。
4歳（2024年）
5月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず13着に終わった。
7月7日、中7週で迎えた5戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
7月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシャカシャカシーをクビ差振り切って勝利を手に入れた。
8月11日、中2週で迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの桑園特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったガビーズシスターにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
12月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。
5歳（2025年）
4月12日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの喜多方特別（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後はタレてしまい15着に敗れた。
7月13日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの雲仙特別（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファムエレガンテを3/4馬身差し切って3勝目を手中に収めた。
9月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの外房ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。
11月15日、中6週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた12戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。