ユーセイツーア（2009年生、母マキノギンガ）

ユーセイツーア（2009年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋旅行」。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時18歳）と交配したマキノギンガが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川栄一。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害1戦0勝、地方19戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

斉藤正弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

6月21日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、マホガニーに交わされて2馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月2日、中3週で迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月7日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のコアンドルを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のケイムホーム賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

11月20日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3歳（2012年）

3月17日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

6月16日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた12戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた15戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1二（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲノチコクから2馬身半差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエムオーネイチャに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月29日、連闘で迎えた22戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。