マノンジャクリン（1983年生、母ドリームマシーン）

マノンジャクリン（1983年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時11歳）と交配したドリームマシーンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三榮牧場。戦績は、中央平地31戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

2月22日、デビュー戦は4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。鞍上は清水英次騎手。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月2日、4歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月30日、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田島良保騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4月12日、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は清水英次騎手。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のガストロノミーに1馬身の差をつけて勝利した。

5月18日、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

6月7日、4歳400万下（阪神ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月22日、牝馬限定の4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清水英次騎手。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月6日、4歳400万下（中京芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で清水英次騎手。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

8月9日、4歳以上400万下（函館芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4歳（1987年）

3月28日、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4月26日、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は柴田利秋騎手。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月9日、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田利秋騎手。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のエムティアローをアタマ差振り切って勝利をモノにした。

6月7日、5歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

6月27日、ハンデ戦で5歳以上900万下の三河特別（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月19日、4歳以上400万下（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月15日、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清水英次騎手。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

8月30日、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で清水英次騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロングマーチに5馬身の差をつけて勝利を手にした。

9月27日、4歳以上900万下の甲東特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清水英次騎手。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月22日、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月12日、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

12月27日、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

5歳（1988年）

3月12日、5歳以上900万下の須磨特別（阪神芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

4月9日、5歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

4月23日、5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清水英次騎手。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

5月15日、牝馬限定の5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で清水英次騎手。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったマルブツエンプレスにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

6月4日、5歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で清水英次騎手。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のナナヨーテイターに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月26日、5歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で清水英次騎手。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

9月25日、4歳以上900万下の甲東特別（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で清水英次騎手。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月16日、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で清水英次騎手。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

10月30日、4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

11月19日、4歳以上900万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。