アズライール（2017年生、母コスモミザール）

Azrael

2017.03.31

アズライール（2017年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時12歳）と交配したコスモミザールが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村 雅明。主な勝ち鞍は2019年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飯島暁人から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、TMOによって702万円で落札された。

吉井竜一厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2019年）

10月18日、デビュー戦は楢崎功祐騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は548kg。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

11月12日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のトミケンプラセールに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月4日、中2週で迎えた3戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3歳（2020年）

2月26日、中7週で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた7戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月21日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、にぎわい都市新宿賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた12戦目は、JBCカウントダウン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4歳（2021年）

3月23日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。